大学図書館の映画見放題サービス!

更新日
2022/01/17
所属
システム工学部
2年生
ゲストライター
ライター
ふじじ
記事のタグ
お役立ち
学生生活
 

図書館のDVD, Blu-rayは見放題!

 
大学図書館で利用できるサービスは何も書籍を借りることだけではない。なんと映画やドラマが無料で視聴可能!
 
図書館の視聴覚室には、洋画・邦画、テレビドラマやドキュメンタリー番組、学習用の映像教材のDVDやBlu-ray Discが多数保管されており、学生や教職員が視聴することが可能だ。それでは、これから利用手順を紹介しよう。
 

映像資料視聴の流れ

 
 
まず、図書館に入ってすぐの階段を上り、視聴覚室に向かう。棚から視聴したい資料のディスクを選択後、カウンターまで持参する。
 
 
カウンターに資料のディスクと学生証を渡し、ケースロックが解除されたディスクと利用者番号札、ヘッドホンを受け取る。
 
 
その後、視聴覚室に戻り、ディスクプレーヤーとモニターの電源を入れ、アンプにヘッドホンを接続する。プレーヤーの取り出しボタンを押し、ディスクをセットしてもう一度ボタンを押せば、再生開始である。
 
 
音量はアンプのツマミから変更可能。上げすぎると音声に雑音が混じるため注意
音量はアンプのツマミから変更可能。上げすぎると音声に雑音が混じるため注意
 
視聴終了後、プレーヤーとモニターの電源を切り、ディスクとヘッドホンをそれぞれのケースに戻し、資料・ヘッドホン・番号札をカウンターに戻し学生証を受け取って、返却完了である。
 
最後に、ここまで読んでくれた読者のために、筆者による図書館所蔵作品の紹介をもって、本記事を終了とする。
 

図書館所蔵作品紹介

 
グラディエーター
 
©2000 Dreamworks Pictures, Universal Pictures, Scott Free Productions, Red Wagon Entertainment, Mill Film, C & L, Dawliz
©2000 Dreamworks Pictures, Universal Pictures, Scott Free Productions, Red Wagon Entertainment, Mill Film, C & L, Dawliz
 
🎥
公開年:2000年 ジャンル:アクション・歴史 製作国:アメリカ合衆国 監督:リドリー・スコット 第73回アカデミー賞作品賞受賞
 
舞台は中世ローマ帝国、蛮族との決闘で勝利を収めた将軍マクシムスは、皇帝に招かれ、不肖の息子の代わりとして自身の跡継ぎを依頼される。それに嫉妬した皇帝の息子コモドゥスは、父を暗殺して皇帝位を奪い、マクシムスへの報復として、彼の妻と子を惨殺する。最愛の妻と息子を殺された将軍マクシムスは、仇である新皇帝への復讐を誓い、剣闘士”グラディエーター”として再び帝国へ向かう!
 
本作の魅力はなんといっても、鬼気迫る戦闘アクションと、雄大で美しい世界観が奏でる圧倒的な臨場感。冒頭の蛮族との決戦だけをとっても、まさに”手に汗握る”激闘である。陽の光を浴びて黄金に輝く美しい大地とローマの都、それに加熱されたように、殺戮を見世物にする剣闘技大会を悦楽する市民たちの醜い熱狂、父の愛情を奪われたと思い込むコンプレックスが生むコモドゥスの狂気に満ちた策謀、そして、妻子を殺された絶望に倒れても仲間たちと力を合わせ復活し、運命に立ち向かう主人公マクシムスの勇ましさが、観客の視線と身体を離させない。
余談だが、午前十時の映画祭という、往年の名作映画を映画館で再上映するキャンペーンが、対象の劇場で実施されており、このグラディエーターも2022年3月にスクリーンに蘇る。Blu-rayで視聴した読者は、是非、劇場にも足を運んで欲しい。
 
生きる
 
©1952 TOHO CO., LTD
©1952 TOHO CO., LTD
 
🎥
公開年:1952年 ジャンル:ドラマ 製作国:日本 監督:黒澤明 ベルリン国際映画祭 金熊賞ノミネート ベルリン市政府特別賞受賞
 
胃がんを発病し、余命わずかであることを知った市民課長の渡辺勘治は、自分が未だこの世に何一つ残していないことに絶望する。羽目を外して遊ぶも気が晴れず、泣き面に蜂の息子夫婦の冷たい言葉… ある日、若い元同僚のとよと再開した渡辺は、彼女との交流を経て自分にはまだやれることがあると悟り、再び市役所に復帰し、公園建設の計画に打ち込む。そして、完成した公園のブランコに揺られ、雪の降る夜の中、息を引き取った。
 
オープニング後の最初のカットで、「これは、この物語の主人公の胃袋である。」というナレーションと共にレントゲン写真が映る前衛的な演出から物語は始まる本作は、前半と後半が、主人公である渡辺の死を境界としてはっきりと分割されている。
前半の魅力はやはり主人公演じる志村喬の表情身振り、そして。生きる気力を嗄らしたみすぼらしい男の熱演は、例えば、温厚ながら威厳があり、逞しいリーダーシップを持つ「七人の侍」の島田勘兵衛とはまるで別人であり、志村氏の演技力には感服せざるを得ない。また、ラストシーンは筆者にとって最も印象深いものであった。喫茶店でとよの言葉に感化された渡辺は自らの使命に気づき、ついに「生きる」ための決意を固め店の階段を駆け下りる。そして、渡辺とすれ違いながら、バースデーケーキを抱えた学生が階段を駆け上り、テーブルを囲む仲間達と共に友人の誕生日を祝福する。当然、渡辺と学生達には何の繋がりもないにもかかわらず、上階から響く”ハッピーバースデートゥーユー”は、まるで真に「生誕」した渡辺を祝福するかのような神聖なクライマックスである。
後半は、”生き残った”者達が公園建設に奮闘する渡辺の姿を回想するという手法で物語が語られている。この描写の意図には、観客にとって既知の物語の過程と結末を切ることで退屈にさせないことだけでなく、渡辺を回想する人間達の中に観客を巻き込み、「生きる」とはどうあるべきかを強く考えさせることも含まれている。
残った市役所職員達は、結局、お役所仕事で時間を食いつぶす”ミイラ”に戻ってしまったが、それを見る我々は、果たしてこれから本当の意味で人生を生きることができるのか?毎日一切の後悔の無いよう生きることは不可能かもしれないが、せめて1つでも、何かを成し遂げることができたと胸を張って宣言できるような学生生活を送りたい。
 

 
和歌山大学図書館
 


 
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